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Going with the flow

東京、埼玉を中心に活動する占い師 美海(みみ)の鑑定情報や占いに関するお話などを綴ります。

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占いとセラピーは共に歩めるのか 2

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今回書くことはあくまで美海の意見であり、セラピーや占い、また特定の個人や団体を否定するものではありません。
一個人の意見としてお読みいただければ幸いです。
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前回の記事の最後に
「占いとセラピーを同時に受けるのはお勧めしない」
と書きましたが、今回はそれに関する個人的意見です。

占い≒薬局の薬
セラピー≒ラジオ体操
という例えをしました。
これを元に考えると
「健康な時に薬局の薬を飲むことはないが、病気にならないようにラジオ体操をして体力を付ける」
「病気の時に薬局の薬は飲むけれど、病気を早く治すために無理をしてラジオ体操はしない」
といえば伝わりやすいでしょうか。

風邪の引きはじめ等、病気になりかけの段階であれば両方を併用する
(サプリや栄養ドリンクを飲みつつ、ラジオ体操で体力増進を図る)
というのもありですが、占いを受けよう(薬を飲もう)と思う時は悩み(風邪)がはっきり認識できて辛くなったときですよね。
そう考えるとやはり同時には受けないことをおすすめしたいです。

また、占いは結果がはっきりと出る分セラピーより強力に意識に残ります。
同時に行って
・占いにより問題の原因と対策
・セラピーにより自分自身の状況と課題
が二つ与えられた場合、どうしても占いのイメージが強くなりがちです。
せっかくセラピーで見えた問題が後回しになり、結局セラピーの効果が弱くなってしまうのではないかとも思います。

それぞれ効果や結果が出るまでの時間を考えると、

・特に問題があるわけではないけど自分自身を知りたい
→セラピー

・何となくもやもやする、すっきりしない感じ
→セラピーをメインで受け、転ばぬ先の杖としてオプションで占いで運気の流れを知り今後に役立てる

・明確に悩みがある、もやもやを言語化できる
→占いで目の前の問題への対策を知り対応する。
問題が落ち着いた後で希望があれば、セラピーで思考の癖を見つけて今後同じ問題が起きないようにする。

という使い方をしていただくのがおすすめです。

目先の問題には占い
今後の自分自身の為にはセラピー
という感じで受けていただければ効果的かつ効率的かと思います。
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占いとセラピーは共に歩めるのか

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今回書くことはあくまで美海の意見であり、セラピーや占い、また特定の個人や団体を否定するものではありません。
一個人の意見としてお読みいただければ幸いです。
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タイトルの「占いとセラピーは共に歩めるのか」は以前からずっと考えてきたテーマです。

自分がまだ占いのプロではなかった頃、勉強も兼ねていろいろな占い師の方やセラピストの方にクライアントとしてお会いしていた時期はさほど、というか全く気にしていませんでした。
逆に「セッションの幅が広くてすごいな~」と思っていたくらいです。

その後いろいろなご縁に導かれてプロの占い師になってみた途端、何か違和感を感じ始めました。
正直なところ、セラピーというものに疑問を感じ始めたんですね。

占いはその場で結果が出ますし、今後やアドバイスに関しても人によりますが明確にわかります。
対してセラピーはその場で癒しを感じることができても、その先や今後、指針に関しては何となくしか見えてこないのではないか。
ヒントだけ与えて後はほったらかしなのではと感じ始めていました。

今考えると傲慢以外なんでもありませんが、そういう気持ちがあったことは事実です。
その考えを公言することはありませんでしたが、無意識に占いを上位のものと信じて、日々お客様のためにとアドバイスを伝え続けてきました。

ですが多くのお客様とご縁をいただいていくうちに、アドバイスを素直に受け止め好転し、幸せになっていく方とそうでない方がいらっしゃることが浮き彫りになっていることに気づきました。
後者の方はいわゆる占い依存症予備軍と言えば分かりやすいでしょうか。

極端にいうと後者の方は
「何かあっても占いに頼れば何とかなる」という思考回路になりがちなのですね。
こうなるとすべての判断基準が占いの結果になってしまい、その人の人生が占いに振り回されるだけになりかねません。

そうなりづらい鑑定を心がけてはいますが、人を救うための占いが、本人や周囲を不幸にしていることもあるのではないか。
こういった考えが頭から離れず、かといって答えも見つけられずにもやもやとしていました。

迷いでぐるぐるすることに疲れた私は思い切って、というか勢いだけで美心塾様で開催されている「TCカラーセラピスト講座」へと飛び込んできました。

『美心塾』~Bijin-juku~

担当いただいたまゆみさんご自身がとても素敵なセラピストさんだったこともあり、この講座を受けただけでおもしろいくらいに迷いが吹き飛びました。

占いとセラピーを比べること自体全く無意味でした。
現実を見ようとせず、自分の価値観の中だけで考えようとするから無意味な悩みのループにとらわれてしまったたんだなぁと言うことに気づき、目を覚ますことができました。

占いはいわゆる「病院」であり、病気になった人が楽になるために行く場所=対症療法
セラピーは健康な人も問題がある人も健康をキープするために日常的につかうもの
薬局の薬とラジオ体操を比較して優劣を付けたって意味がない
それに気づけたことが本当にうれしいです。

ですので今の私が出せる答えとしては
「占いとセラピーは共に歩めるのか」=Yes
です。
ただ、二つを同時に受けることは個人的にはおすすめしたくありません。
この件についてはまた後日別記事として扱いたいと思います。

「できない」と「やらない」は違います

改めて聞くのもおかしい話ですが、皆様にとって占いとはどういうものなのでしょうか。

単に現状を知りたい方
状況をよくしたいとお考えの方
今後どうなるかを知りたい方
色々なお客様が来てくださります。
占い師としてはお客様の求める形や方向性で結果を出し、お伝えするということを心掛けておりますし、可能な限り色々な方向性から複数のアドバイスをお伝えするようにしています。
ただアドバイスをお伝えしても
「私にはそれができません」
と即座におっしゃる方が時々いらっしゃいます。

確かに世の中には頑張ってもできないことがたくさんありますが、鑑定でお伝えするアドバイスにそこまで実現不可能なことはありません。
「空を飛んでください」
「今からイギリス人になってください」
「今月中に芸能界デビューしてください」
などという無理なことは言いません。

「自分から連絡してみましょう。そうすれば良い流れに変えることができますよ」
「自分から行動すればチャンスが生まれますよ」
ということをお伝えしても
「私は動けない人なんです」
とおっしゃるお客様がまれにいらっしゃいます。

これを会社での出来事に置き換えてみましょう。
上司との面談があって、皆様は給料UPを希望したとします。
それを聞いた上司が勤怠記録やこれまで皆様が達成してきたことを確認した上で
「ではこの資格の勉強をしてください。そうしたら仕事の幅もより広がりますからそれに合わせて昇給しましょう」
と言われて
「私にはその勉強はできません。でもお給料はあげてください」
と言いますか?

勿論仕事と占いは全く違いますし、比べるのもおかしいかもしれません。
ただ人生や状況を変えようと思ったら何かしらの行動、リスクは必ず必要になってきます。
あなたのその「できない」はただの思い込みではありませんか?
逆に言うと「やったことがない」のになぜ「できない」と決めつけるのですか?

占い師にできるのは鑑定をすることだけであって、相手の気持ちや状況を占い師が動かすことはできません。
占いはアドバイス・指針でしかなく、魔法でも呪術でもありません。
自分の人生を変えるために何かをすることができるのはお客様ご自身だけなのです。

幸せになりたいという気持ちを素直に行動や態度で示せる人が幸せになれる人です。
自分の人生を人にゆだねようとするのではなく、自分の力で状況を動かせる人を目指していきましょう。

占いは当たるんですか?(2015/8 追記)

≪以前アップしていた記事を加筆修正しております≫

以前マリフォーチュンにて鑑定をさせていただいていた時のお話です。
その中で一人のお客様から
「占いは当たりますか?」
とストレートにご質問を受けました。

美海個人の考えにはなりますが、「当たります」。
ただ、「当たる」=「変えられない」ではありません。

いい事にしても悪い事にしても占いとした現れた結果は「当たります」。
ただし、それはご自分が「現状のままプラスもマイナスもない場合」です。
タロット等の卜術は特にですが、占いに来てくださった時のお客様の状態から未来を鑑定します。
例えばその時に「今のままなら希望が叶いますよ」という結果が出たとします。
「今のまま」=「素のままのあなたでいれば」ではありません。
「今のまま」=「その日まで頑張ってきたことを続けてもらえれば」という意味なのです。

いい結果であれば「このまま続けてもらえたら」もしくは「更にこうしたら」うまくいきますよとお伝えする。
またいい結果を聞いて満足し、油断して足を止めたり努力をやめないようにというアドバイスもお伝えします。

悪い結果であれば「ここをこう変えたら」回避出来ますよとお伝えする。
そこまでが『占い』です。
皆様は幸せになりたいからこそ占いに来られるのですから、そこまでして初めて占いになります。
お客様に悪い結果だけを伝えて落胆させるのは『占い』ではなくただの『呪い』になってしまいます。

仕事柄、有名無名にかかわらず色々な先生とお話する機会がありますが、ほとんどの先生はすばらしい「占い師」です。
ただ残念ながらそうやって『呪い』にしかならない鑑定をされる方、更にはそれを悪用しリピートや商品を購入させようとする人がいることも否定出来ません。
だからこそ、皆様の見る目も必要となりますし、アドバイスを元に変わろうとする努力も必要です。

当たる占い師、すごい占い師だからといって必ずご自身に合う占い師とは限りません。
評判は評判として置いておいて、最終判断はご自分ですることが大切ですよ。

他人に決められた人生を歩くことほど無意味なことはありません。
良いことを言われたからと歩みを止めてしまうとせっかくの良い結果が変わってしまう可能性もありますし、悪いことを言われたからといって自暴自棄になるのは一番簡単で一番無意味な選択です。
生まれ持った相性は変えることができませんが、自分の努力と工夫で関係性を良くすることは可能です。

占いを受ける際は
「良いことも悪いこともきちんと話してくれるかどうか」
「どうすればいいかのアドバイスをくれるかどうか」
を見極めてみてくださいね。

イベントご参加ありがとうございました!

1/11 渋谷にて開催したイベント
「エニアグラムとタロットで自分再発見」
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

男性1名、女性3名にご参加いただき、3時間じっくりいろいろなお話をさせていただきました。

最初の1時間は
「ライダータロット基礎の基礎」
講師:美海

タロットの成り立ちや使い方、どんなことを占うことができるのかという基本的なお話からカードの成り立ち、描かれた象徴、似ているカードの対比など様々な面からご説明させていただきました。
カバラ数秘術の出生数から見た個人のキーカードのお話も交えつつ、実際にお一人ずつ一枚カードを引いていただいたりと参加型で進めたことで少しずつ場の雰囲気もなごんできたように感じました。

次の1時間は
「エニアグラム講座」
講師:MEGG先生
エニアグラムとは何か、というところから各タイプの説明や行動パターン、自分のパターンを知りどこを補完することでより良い人生にする方法などをレクチャーしていただきました。
各タイプのイメージを国名で伝えてくださったり、花で例えたりしてくださいましたのでとてもわかりやすかったです。
それぞれ自分のタイプをテストや自動反応を通じて分析したりとより深く自分自身を理解するきっかけをいただけたのではないかと思いました。

そして自分にまつわる様々な数字や役割を知ったうえで再度タロットを1枚引きしていただき、その選んだカードについて全員でシェアするワークを行ってイベントは終了となりました。

この3時間を通じて参加者皆様が自分自身を深く知り、より良い生き方を自分で選択できるようになってくださったのであればとてもうれしく思います。

お借りした会場もとても落ち着いた空間で、皆様リラックスして過ごしていただけたようで一安心です。
色々行き届かなかったこともあったかとは思いますが、ご参加くださって本当にありがとうございました。

また機会があれば同内容のイベントやより深いお話も交えた少し承久のイベントも開催していきたいと考えておりますので、ご要望等ございましたら気軽にお問い合わせくださいね。

またいろいろな方とお会いできることを楽しみにしております。