占いとセラピーは共に歩めるのか 日記 2016年01月26日 ********今回書くことはあくまで美海の意見であり、セラピーや占い、また特定の個人や団体を否定するものではありません。一個人の意見としてお読みいただければ幸いです。********タイトルの「占いとセラピーは共に歩めるのか」は以前からずっと考えてきたテーマです。自分がまだ占いのプロではなかった頃、勉強も兼ねていろいろな占い師の方やセラピストの方にクライアントとしてお会いしていた時期はさほど、というか全く気にしていませんでした。逆に「セッションの幅が広くてすごいな~」と思っていたくらいです。その後いろいろなご縁に導かれてプロの占い師になってみた途端、何か違和感を感じ始めました。正直なところ、セラピーというものに疑問を感じ始めたんですね。占いはその場で結果が出ますし、今後やアドバイスに関しても人によりますが明確にわかります。対してセラピーはその場で癒しを感じることができても、その先や今後、指針に関しては何となくしか見えてこないのではないか。ヒントだけ与えて後はほったらかしなのではと感じ始めていました。今考えると傲慢以外なんでもありませんが、そういう気持ちがあったことは事実です。その考えを公言することはありませんでしたが、無意識に占いを上位のものと信じて、日々お客様のためにとアドバイスを伝え続けてきました。ですが多くのお客様とご縁をいただいていくうちに、アドバイスを素直に受け止め好転し、幸せになっていく方とそうでない方がいらっしゃることが浮き彫りになっていることに気づきました。後者の方はいわゆる占い依存症予備軍と言えば分かりやすいでしょうか。極端にいうと後者の方は「何かあっても占いに頼れば何とかなる」という思考回路になりがちなのですね。こうなるとすべての判断基準が占いの結果になってしまい、その人の人生が占いに振り回されるだけになりかねません。そうなりづらい鑑定を心がけてはいますが、人を救うための占いが、本人や周囲を不幸にしていることもあるのではないか。こういった考えが頭から離れず、かといって答えも見つけられずにもやもやとしていました。迷いでぐるぐるすることに疲れた私は思い切って、というか勢いだけで美心塾様で開催されている「TCカラーセラピスト講座」へと飛び込んできました。『美心塾』~Bijin-juku~担当いただいたまゆみさんご自身がとても素敵なセラピストさんだったこともあり、この講座を受けただけでおもしろいくらいに迷いが吹き飛びました。占いとセラピーを比べること自体全く無意味でした。現実を見ようとせず、自分の価値観の中だけで考えようとするから無意味な悩みのループにとらわれてしまったたんだなぁと言うことに気づき、目を覚ますことができました。占いはいわゆる「病院」であり、病気になった人が楽になるために行く場所=対症療法セラピーは健康な人も問題がある人も健康をキープするために日常的につかうもの薬局の薬とラジオ体操を比較して優劣を付けたって意味がないそれに気づけたことが本当にうれしいです。ですので今の私が出せる答えとしては「占いとセラピーは共に歩めるのか」=Yesです。ただ、二つを同時に受けることは個人的にはおすすめしたくありません。この件についてはまた後日別記事として扱いたいと思います。PR