「できない」と「やらない」は違います 日記 2015年10月12日 改めて聞くのもおかしい話ですが、皆様にとって占いとはどういうものなのでしょうか。単に現状を知りたい方状況をよくしたいとお考えの方今後どうなるかを知りたい方色々なお客様が来てくださります。占い師としてはお客様の求める形や方向性で結果を出し、お伝えするということを心掛けておりますし、可能な限り色々な方向性から複数のアドバイスをお伝えするようにしています。ただアドバイスをお伝えしても「私にはそれができません」と即座におっしゃる方が時々いらっしゃいます。確かに世の中には頑張ってもできないことがたくさんありますが、鑑定でお伝えするアドバイスにそこまで実現不可能なことはありません。「空を飛んでください」「今からイギリス人になってください」「今月中に芸能界デビューしてください」などという無理なことは言いません。「自分から連絡してみましょう。そうすれば良い流れに変えることができますよ」「自分から行動すればチャンスが生まれますよ」ということをお伝えしても「私は動けない人なんです」とおっしゃるお客様がまれにいらっしゃいます。これを会社での出来事に置き換えてみましょう。上司との面談があって、皆様は給料UPを希望したとします。それを聞いた上司が勤怠記録やこれまで皆様が達成してきたことを確認した上で「ではこの資格の勉強をしてください。そうしたら仕事の幅もより広がりますからそれに合わせて昇給しましょう」と言われて「私にはその勉強はできません。でもお給料はあげてください」と言いますか?勿論仕事と占いは全く違いますし、比べるのもおかしいかもしれません。ただ人生や状況を変えようと思ったら何かしらの行動、リスクは必ず必要になってきます。あなたのその「できない」はただの思い込みではありませんか?逆に言うと「やったことがない」のになぜ「できない」と決めつけるのですか?占い師にできるのは鑑定をすることだけであって、相手の気持ちや状況を占い師が動かすことはできません。占いはアドバイス・指針でしかなく、魔法でも呪術でもありません。自分の人生を変えるために何かをすることができるのはお客様ご自身だけなのです。幸せになりたいという気持ちを素直に行動や態度で示せる人が幸せになれる人です。自分の人生を人にゆだねようとするのではなく、自分の力で状況を動かせる人を目指していきましょう。PR