2013年7月〜12月の流れ 各月の流れ(タロット) 2013年01月04日 前回の記事の続きです。今回は7月から12月までを解説していきます。7月・・塔(逆)強烈なカードですね。正位置ではないので若干意味は弱くはなりますが、お世辞にも良いカードとはいえません。6月の星のカード逆位置からのつながりでみていくと、やはり大切な人を信じられなかったがためにせっかく築きあげた信頼や成果があっというまに崩れていくという流れでしょうか。しかもお相手の方もろともに。お相手の方もあなたに対して悪気があるわけではないようです。目を覚まして欲しいから、自分はどうなってもいい覚悟でぶつかってきたような感じ。そんな事態にならないように、まず6月を慎重に過ごしてみてください。8月・・節制(逆)コミュニケーションをやり直す、信頼関係を築き直す時のようです。自分の感情と相手の感情を同一視していませんか。自分の気持だけが正しいと思い込んではいませんか。人はひとりひとり違う感情を持つ生き物であることを忘れてはいませんか。8月はあなたにプレゼントされた最後のチャンスかも知れません。きちんと向き合う勇気、自分の黒い部分を見せる勇気が必要となりそうです。9月・・King of Pentacles落ち着きと実力をまとった権力者のカードです。2013年は節目節目にPentaclesのカードが現れますね。良いことも悪いことも経験し、その経験から学び取ったことを生かして大きくなってきた人を暗示します。2013年は人の成長を促してくれる年のようですね。自分を卑下する暇があるのであればまずはいまの自分に出来る事をひとつでもいいからやってみる。人との交流を面倒臭がらずきちんと向き合っていく。そういうことを積み重ねていくことが出来れば、9月には自分なりの理想に近づいた自分自身に気づくことができそうです。10月・・Pentacles 3続けてPentacles、しかも一人ひとりがそれぞれ違った分野で高度な知識を得た人たちが力を合わせて建物を築くカード。タロットって本当にすごいと思います。9月までにいろいろな人が自分なりの成長を遂げ、10月に集結して新しく大きな物をつくりあげていくのでしょうね。カードに描かれているのは建築物ですが、そういった目に見えるものだけではなく新しい政治理念、新しい会社、新しい枠組み。一体どんなものを生み出すことができるのでしょうか。今から楽しみです。11月・・悪魔(逆)見事なまでに大アルカナが全て逆位置です。悪魔、の言葉の通り情欲や誘惑のカードですね。人が人である限りここから完璧に抜け出ることはできません。それでもそれに打ち勝つだけの気持ちや代替策を作り出すことはできます。10月に生み出されたものにより人同士の関係がひとつランクアップする、そんな印象です。国家の枠を飛び越えた新しい関係性の締結なども期待できそうですね。それでも100人が100人手放しで喜ぶわけもないから、足元をすくわれたりしないよう気をつけましょう。12月・・Swords 4(逆)静かだった人たちが動き出す気配です。人の後追いをする、というと表現が悪いですが、誰かが成功したなら自分もやってみよう、ついていってみようというのは自然な考え方です。そういう二番煎じで美味しい思いをしようと考える人たちが現れる時期です。そうやっておいしいところだけを持って行こうとする人たちに不愉快な思いをすることは当然ですが、そこで正面切って相手をしてしまうとあなた自身も同じレベルにわざわざ下がっていく事になります。そうではなく、「やれるものならやってごらん。」という余裕を見せることができるかどうかが試されそうです。関わる価値がある人とない人の見極めを間違えないことが必要です。これまで1月〜12月を月ごとに見ていきましたが、最後に一年を表すカードが何だったかというと月(逆)でした。見事なまでに大アルカナが全て逆位置でしたね。これまでのやり方やあたりまえのことが通用しなくなるというイメージです。月の逆位置は長く暗かった夜が明け、朝が近づいていくるという意味になりますので、世界全体的な行き詰まり感はやや軽減されそうですね。ただし、スピードのあるカードではありませんから本当にゆっくりとした流れになります。ちゃんとした夜明けまでは後数年掛かりそうですね。かといって「夜が明けてから頑張ればいいじゃない」では置いていかれるだけですよ。今年は努力が正当にきっちり報われる一年です。このチャンスを逃さないよう、コツコツと出来る範囲で頑張ってみてくださいね。PR